応援団小史

2009年6月
夏の野球応援を目的とした応援委員会の顧問に当時、相武台高校に赴任した柳谷が就任した。応援委員会のメンバーは、男子が1名、茶髪の女子が16名だった。当時の教頭である伊原教頭先生は、応援指導に麻溝台高校時代の教え子である井隼氏を招へいした。井隼氏は、第78代・法政大学応援団団長である。当時の相武台高校に“リーダー”という概念はなく、もっぱら“チア”中心の応援であった。

 2010年
相武台高校と新磯高校が合併し、相模原青陵高校として生まれ変わった。校歌も生徒が作詞を行った。野球応援が近づいた5月、柳谷と井隼氏は応援に新たに“リーダー”という存在を作るとことにし、希望する生徒を募集した。説明会には、リーダーを希望する生徒が当時の2年生・7名が集まった。井隼氏はこの7名に6月から7月の間、毎日リーダーの形を指導した。「日本一校歌の歌える学校」を合言葉に、応援委員会、吹奏楽部で応援活動を行った。夏の大会終了後、さらなる活動への気運が高まり、「応援団リーダー部同好会」が発足した。野球応援だけでなく、学校説明会や開校記念式典でも演舞を行った。

                                   2011年  
1人のメンバーも欠けることなく、7人が3年生となった。「応援団リーダー部」として、部への昇格を目指すには新入部員を加入させることが急務であった。3年生の情熱的な勧誘も功を奏して、2年生が2名、1年生が3名入団を果たした。これを契機に応援団はチアンダンス部、吹奏楽部合わせて100名を超えるメンバーで夏の野球応援を迎えることとなった。初代校長である片英治校長の発案により、PTAより新大団旗が寄贈され、夏の開会式で披露することとなった。それに合わせて、応援歌「紺碧の旗の下に」が作詞・柳谷、作曲・安西によって作られた。残念ながら初戦敗退という形で野球応援は幕を閉じたが、紺碧の旗の下に、絆を深めた応援団リーダー部、チアダンス部、吹奏楽部は秋には相武台地域のお祭りや行事に参加するようになった。グリーンパークフェスタを始まりに、相武台ふるさとまつり、芸術祭、相武台団地まつりなど地域に密着した組織となった。同12月に、応援団リーダー部、吹奏楽部、チアダンス部合同ステージ、「紺碧の旗の下に」が開催された。このステージで、初代・応援団リーダー部、7名は引退となった。

  2012年
第二代団長・神尾龍のもと新体制がスタートした。4月には、9名の1年生が入団を果たした。この年には、学生歌「青き翼」が作詞・応援団リーダー部、作曲・安西雄紀(現・相模原高校教論)によって作られた。第二回「紺碧の旗の下に」では、約600名の来場者を迎え盛大のうちに幕を閉じた。

                                  2013年   
第三代団長・若原圭佑のもと新体制がスタートした。この年には、年間行事に新入生披露会や卒団式などが新たに加わった。顧問として後藤修也が新たに就任し、ますます応援団リーダー部は活性化することとなった。

 2014年
第四代団長・田中麻矢のもと新体制がスタートした。団スローガン「団結」を掲げ、魅力ある応援団を目指す事となった。



団旗紹介

 相模原青陵高校の前身である相武台高校・初代校長小澤寛先生は、35年前に雨の中を校舎建設予定地に立たれ、校舎から西方に青々とした丹沢山陵が見える風景を想像され、若人の青青とした鮮烈な姿を丹沢山凌に幻として重ねられ、この学び舎を「青陵高校」と名付けられようとされたのだ。
 この校名とはならなかった「青陵」の二文字は、しかし、創立時の応援団(生徒会の一委員会)の大団旗として創立の魂魄を高らかに示したのであり、文化祭・体育祭名称「青陵祭」、同窓会名称「青陵会」などと「青陵」の二文字は脈々とこの学び舎を貫き、平成22年ついに校名としてよみがえったのである。
 応援団は高校創立後十数年立ち形骸化し実質的に消えたかのように見えたのであったが、「青陵」の二文字が校名としてよみがえったように、 応援団の魂魄は再びわれらが母校に「応援団リーダー部」としてよみがえったのである。
 そのことを祝して、青陵高校開校時に保護者・地域の方々のご支援のもとに、紺碧の大団旗「青陵」がわれらの母校にはためくこととなったのである。

基本理念

    一.仲間を先導し、闘う者を後押しする
    二.青陵生である誇りを持ち愛する母校のために尽くす
    三.全ての人から愛され、魅力ある存在であり続ける



行動指針

  •                    誰よりも熱い気持ちをもって応援する
  •                        誰よりも校歌を声高らかに歌う
  •                  仲間のため人のために率先して行動する





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